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まちがっとる

朝食時、ジジが

「だいたい、お弁当を取ること自体がまちがっとる。」

と言った。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ジジババは市の補助を受けて、

毎週一回ずつ、高齢者専門宅配弁当を届けてもらっている。

市からの助成がが¥250- あり、

現金¥300-を配達時に支払っている。

今日、何気に冷蔵庫に¥525-の領収書が貼ってあった。

2月11日(木)の日付である。

2月11日は建国記念日で、祝日。

夫がお休みで家にいるということで

お弁当は計画に入っていない。

にもかかわらず、配達された。

ジジに確認した。

「11日にお弁当配達しますか?と業者から聞かれた?」

とジジに言うと

「聞かれて返事したかもしれん・・・。」

という返事。

思ったとおりの展開。

計画にない配達は、補助ナシの定価で請求される。

しかし、ジジは支払ってないという。

領収書はある。

?????。

業者に確認するとして、

このあとが問題である。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

最近のジジババは年相応の認知症状が出る。

いわゆる物忘れがひどい。

ババは、あったかご飯でなければいやだと言うので、

宅配業者にご飯はお断りした。

ところが、ジジは同じ料金払っているのに

月曜日はご飯がついて、木曜日にはご飯がない・・・・

と、怒りながら言う。

説明を何度もしてきた。

が、ここでも同じ説明をする。

「おばあさんが、あったかいご飯でないと食べれないといって

翌日までそのままで捨ててしまうから断ったんだよ。」

ジジ、沈黙。

そこでジジが言う。

「だいたい、お弁当を取ること事態まちがっとる。」

「じゃあ、何を食べるの?自分で作るの?」

と私が言う。

ジジの思いは分かっている。

嫁は仕事になど行かずに

年寄りの世話ぐらいしろ・・・・・・と思っているに違いない。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ずっとむかし、むかしのお話。

時間があっても、貧乏だったころ・・・・。

生活費を工面しようと働くことを考えて

ジジババに言った。

子供達がまだ幼く、面倒みてもらわなければならない・・・・

と考えて思い切って言った。

「おじいさん、おばあさんにも協力してもらわないと・・・。」

と言ったと思う。

帰ってきたジジの言葉は

「子供は親が面倒みないで、誰がみるんだ・・・」

と興奮気味に語調が強かった。

あのときの言葉は、いまだに消えない。

私は、資格を取り在宅でできる仕事を懸命に探した。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

時が経過し、

ババが透析を受けることになった時のこと、

ジジは

「おばあさんがこんなになってしまって、

誰が面倒みるんだ・・・」

とつぶやいた。

私はジジに

「夫婦なんだらから、おじいさんが面倒みないで誰がみるの?」

と、言ったのを覚えている。

もちろん、先の話が根底にある。

ジジはババの面倒をよくみる。

本当によくみる。

私の言ったことが

あってなのか、

定かではない。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ジジに言った。

「あと、一ヶ月半頑張って、

4月から、お父さんが作ってくれるようになるから・・・・。」

ジジとババの顔が

ニコニコになった。

どう考えてるのかな?

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

家の祖母は、母に「もう仕事は大変だから
辞めたらいいのに。」って
心配してる風に言うんですが、
裏を返せば自分の面倒を毎日看てって、
言いたいみたいです。
母は仕事があるから、ストレス溜めないで、
祖母のお世話も出来るみたいなんですよ。
今の祖母は、女帝の様にわがまま放題です。happy02
まあ、お互いに言いたい事言い合ってますけどね。happy01

投稿: しろぱん | 2010年2月15日 (月) 21時43分

しろぱんさんへ
時々、仕事しないでずっと家にいて、
ジジババのお世話していたとしたら・・・、
家を飛び出していたかも知れないとか、
義姉は果たして毎日のように来ていたか???
などと考えます。

一番大事なのは、
将来を不安なく過ごせる安心感があってこそ
現在多少なりとも困難があろうが
それをかわすパワーが湧く・・・・ってことなのかな?

その安心感ってのは
人によって、環境によって様々です。

おばあちゃんとお母さん
なんかほのぼのします。

特にしろぱんさんのおばあちゃん
写真でみて、とってもかわいらしいイメージが残ってます。

我が家の場合、
ババジジに優しくしているつもりでも
長い歴史がチクチク心を刺します・・・・weep

投稿: にゃご | 2010年2月21日 (日) 11時58分

お疲れ様です。じじばばチャマは幸せ者だと思うけどなあ~
きっと、世間が見えないのね
昔の考えで「嫁が面倒みるもの」って決めてるものね、
時代が違うよね、coldsweats01
子供がたくさんいても、施設に入ってる方もいるのにね
一緒に住んでてもわが子から、邪魔ものにされる方もいる時代、
感謝の気持ちがあればいいのにね
「すまないね、いつもありがとう」って一言が難しいのね
なぜに言えないのかなあ~confident
しっかりためてちょ、年金なんかあてにならないものねcoldsweats01

投稿: nekosann | 2010年2月21日 (日) 17時17分

nekosannへ
一番大切なものといって
家族・・・と言えるのが理想なのかもしれないですね。
友達だったり人脈だったり・・・。

施設でいろいろな家族を見れます。

毎日食事介助に来られる家族がいます。
昼食は次女、夕食は長女・・・必ず来られます。
決して裕福ではないと見受けられるけれど
精一杯の愛情を感じます。
高度の認知症で、本人には娘さんだと判断できる要素はないにも関わらず・・・。

とても金銭的に恵まれている家族もいます。
このご家族の息子さん娘さんも毎日来られ、
居室で共有時間を過ごされています。
若かったころおふくろに迷惑かけたから・・・と言って
トイレ誘導はこ息子さんがいれば必ず介助してくれています。とってもわがままばあちゃんですが、何か憎めないところがあります。

こう書いていると
本当に大事なものって・・・・やっぱり愛情・・なのかなぁ~。
愛情って、長い時間培ってきた見えない保証なのかもしれないですね。

かといって現実的に必要なもの・・・これも将来の保証をある程度示してくれますよね。catface


投稿: にゃご | 2010年2月21日 (日) 20時41分

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